アメブロに移転しますです。

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では新カトウの日記もご愛読よろしくおねがします。
気軽に、適当に、頻繁に、更新して行こうと思っておりますので
「ふーん」程度でごらんくだしあ

FA計画【2】と別件125

さてさて。またもや久しぶりの更新です。
ファルクのパーツは腰上以外ほぼ揃いました。
やっぱり実物はいいですねー。見てるだけで全然飽きません。

それに、測ったり動かしたり組んでみたりして何時間でも遊べます。(笑)
フェースブックのアルバムに一部アップしてみたので興味ある方はどうぞ。

けど今回は別件です!キリッ!

ファルクは今回某氏に組んでいただく予定になっているので、自分も何かやらないと気が済まないというかなんというか、ついつい予備エンジンを組む事にしてしまいました。(笑)
ってかエンジン余ってるから勿体ないっていうか。

純正の腰上ってどこまでポテンシャルがあるんだろうと気になって、ET3のポートや圧縮比の加工だけで快適マシンを作ろうというなんとも安上がりな計画。
中学高校とまったく勉強しなかった僕が、気付いたら丸二日数学の勉強してたりしてて。。とても楽しいですね。


けど部屋がこんなに残念な事になってきました。
じっくりゆっくりやっているので完成はまーだまだ先です。



最近はPXでの通勤がお気に入りです。

が、 クランクのスピル溝がご臨終。。フライが緩みまくってどうしょうもなかった(金もない)ので、二液の硬化剤で固めてやりましたww多分外すときはクランクドリルで揉まんといかんかもwww

まぁ、どうせ使えんクランク無理矢理使うんじゃけぇいいかなと思って無茶しましたw

ではまた。

FA計画【01】ファルク154

超久々の更新ですが、知ってる人は知っている僕の無茶な計画。
そう、スモールベスパのチューニングに最終結論を出そうというその名も【FA計画】。←ファイナルアンサー計画?
日本国内では、スモールベスパチューニングの最高峰と唱われた130ccクラスのキット(マロッシ、ポリーニ等)ですが、そこから130ccオーバーのキット(PARMAKIT、ファルク等)が販売されているのは、ベスパ改造派なら常識的な情報でしょう。

以前このブログで、いつかは水冷キットを。。なんて言ってましたが、W-Forceから出ている水冷は144ccのヘッドだけ水冷だし、フル水冷だって125ccしかないっぽい。んなら空冷でもいいから最大排気量で。。。という結論に至りました。
【追記】水冷はQuattrini M1a 150という150ccのラインナップがあるようでした!さらに空冷は170ccクラスのキットが先日発売されていたようですwキリがないわ!


ファルクのシリンダーキットには125cc〜154ccのキットが存在し、それぞれクランクのストロークやコンロッド長等が違う。それにクランクケースリードバルブバージョンとピストンリードバルブバージョンが存在する。
今回僕が使用するキットはファルク154(ピストンリード)。使用するコンロッドは105mm、ストロークは54mm。ET3の純正がコンロッド97mmでストロークが51mmなので全体的に更にロングストロークになっている。

事実上スモールベスパのケースを使った最大排気量である。が、実はここからピストンとコンロッドをコンバージョンしてシリンダーにベースガスケットかませて175ccにしている猛者も居るようです(笑)さすがにそこまでやる必要は無いと判断。だって154でも30PSオーバーとか出てる動画はいっぱいありますし。。
(実はこの175cc、カート(4輪)の世界ではそこそこ知られているらしく、検索するとベスパのエンジンをカートに積んだマニアックな趣味のサイトがヒットしますw)

130ccオーバーのキットを使用する最大のネックはケースの加工にあると思う。スモールフレームのクランクウェブは左右比対称の直径ですが、この54mmストローククランクは左右対称で確か88mmとかで左右対称。クランクケースに収まらないのでケースをボーリングする必要がありそうだという事。さらにフライホイールの部分にシリンダーが干渉するのでそこを削って平に溶接。さらに掃気ポートを拡大するときに表側をアルゴン溶接で盛らないと穴が開く。


純正のクラッチで30PSなんて制御出来るわけも無く当然強化クラッチとなる。今の所最高峰と思われるHONDAのプレートを利用したLTH/Hartz5クラッチをチョイス。このクラッチは5枚クラッチが基本構成で、クラッチカバーとドライブシャフトにスペーサーが入る事により、エンジンマウントを変更しエンジン自体を外側にオフセットしないと使えない。クラッチカバーはPK125XL2に変更。

チャンバーは最初、ノリーカーレプリカモデルとして有名な「ハンマーゾンビ」かその後継モデルとして昨年あたりに発売されたラディック&シェラーの「ファイヤーマジック」を使用しようと思っていたが、ダイノグラフを比較して検討した結果、Exhaust "55" for FALCをチョイス。最大32PSを実現できる想定となります。

ギアは全てDRTのギアに変更。3-4速のドロップ率は17.5%となり最高速を余裕で狙えるクロスミッション。最高速は150km弱。もしパワーに余裕があれば一次減速のプライマリを30丁にして2.26に変更してもいいかもしれない。これにより夢の150オーバーが可能になるかも。ギアセレクタユニットもPKの円形タイプをチョイス。

今の所パーツ発注が済んだ所ですからいつこの計画が実現できるかは分りません。。それにファルクキットがバックオーダーで11月初旬の発送だそうです。。orz

あ、ちなみに今回は流石に某チューナーに依頼済みです。
僕みたいに中途半端にしか知識の無いド素人が組んだ所で、最大限のパフォーマンスが発揮できるとは思えませんのでね(笑)
エンジンはまだ余ってるので130ccクラスの改造までは個人で楽しむとしますw

では続報をお待ちください(笑)

別荘とPX

先々週の週末は今年町内会の役員になっている僕は地元の祭りの準備や片付け、焼きそばにたこ焼き等を焼くために丸一日こき使われ、
先週は家族と海にBBQと海水浴をしに山口県まで。今週末は別荘の引っ越し作業にこき使われていた僕です。カトウです。
平日の仕事もなかなかと忙しく、合間合間で進めているFA計画(ファイナルアンサー計画(笑))でギア比の計算に頭を悩ませてました。
愛と根性の手動カリキュレーターを使って丁度いいクロスを算出。DRT製のギアに総取っ替えしようと思ってます。また高いのなんの。

さて話かわりまして別荘なんですけど、完成したので家財道具を搬入するために行ってきました。









ジブリの映画にでも出てきそうな巨大な銀杏がある自然豊かな別荘です!

スグにでも住めるようになっておりますが、誰も住みませんw
親父や僕が休日にプラッと遊びに来ては思い思いの時間を過ごすための家です。
ものぐさな僕には無理だけどこんな所でなら自給自足生活もアリっちゃアリじゃんとか思える快適さ。。
離れの二階建ては好きにしていいと言うのでスクーターをこれでもかあれでもかとできるように改装しようと思います。(農機具を片付けるのが一苦労なわけですが。。。)

あと、BRG2011の出発時にクラッチブッシュがぶっ壊れた僕のPXですが、ベアリングレリーズと購入したバスケットの組み合わせ(形状)に問題があったようで、バネが硬過ぎたから割れたわけじゃないみたい。
なのでベアリングレリーズは一次退却してもらって、純正のクラッチブッシュに戻して解決。すんなり問題なく走れるので当分はこれで様子見します。
けどまた割れる可能性もあるのでSIPから3個も予備を買っときました。
あとスモールの一次減速2.34やらET4用のホイールカバーや、PX用にT5のホイールカバーとアンダースポイラーを購入。
今年はPXを可愛がる年にしようと思います。

黄緑スモールは一旦ギッタンギッタンのバランバランにしてやってあーしてこーして調教してやります。

コピペミスで更にミス【お詫び訂正】

あるブログでsmallframeのベスパが日本から本国へ先祖帰りしているようだという記事を見て、まぁ日本にはスモール多いもんね。本国では貴重な扱いを受けているのだろうか。。

と思いながらふと本国仕様と日本輸出モデルの違いが頭によぎり、なんのきなしに以前beedspeedから拝借していろいろ追加で書き換えたギアレシオの表に目を落とした。そこで酷いミスを発見した。

一次減速が4.25でそのままじゃん!!
smallの欄の一番上にある50specialの欄からコピペした物に50sのクラスターとドライブギアの数字を他の項から一文字づつコピペした欄をV50Sとして新たに設けた表に書き換えたものの
一次減速を書き換えるのを忘れ、4.25のままわざわざoverallまで計算して書き換えていた(苦笑)何回も電卓はじく間に気づかなかったのがマヌケすぎるw

はい、本当は14/69の4.93がリアルな数字です。
本当にスミマセン。ゴメンナサイ。
300ダウンロードされていたのですが、別の用途で使用した事を祈ります。

なんでギアレシオの表に目を落としたかというと、近年ファルクレーシングやなんかから150ccオーバーのsmallframe用ボアアップキットが出ているので、今まで見向きもされなかったv50sの4速に利用価値が生まれて本国で大人気とかなのか?と思った次第です。
僕みたいなド素人が中途半端な事しやがって。。ホンマすんません。

新たに書き換えたレシオ表

送信者 vespasmalldata

サイレンサー補修V125katoSP

さて今日も夜中に作業作業。。

今週の笠岡ドラッグに乗って行くV125ですが、チャンバーの音がかなり大きい事に気付きました。

気付いたというのも、、最近PX225FL2のサイレンサー改造が功を奏して超静かになったんです。
パフォーマンス系のマフラーつけてて「うるさいのだけが気に入らない」という人は試してみる価値ありますよ。試すと言ってもリカバリ不可能ですけど(笑)

んで、今日久々にV125に乗ってみると。。

こっちのほうがうるせー!ということはだいぶうるせー(笑)

と気付いたというわけです。
ってことで嫁が寝静まった夜中。AM1:00

作業開始です。


夜中なのでルーターとか使わずにニッパーでリベットをもぎ取りました(笑)

中にはシットリしたグラスウールがこれでもかとギッシリ詰まってました。これじゃうるさいね。。

PXを補修したときの切れ端を二分割でテキトウに巻く。この超ザツな感じが絶妙なサウンドを生み出す。(マジ)

さらにPXのお下がり(外側辺りに巻いていた物)を再利用して二重構造に。ビンボーくせーww

ボロは着れども心は錦。武士は食わねど高楊枝。といった感じで磨いておきました。

明日の朝組んでサウンドチェックのついでに会社行ってきます〜w


あ、ちなみにわざとリベット使わずタッピング使ってます。
もし補修前より五月蝿かったりした時面倒なんで。。(けど大抵そのまま放置する)

PX225FL2について

所有するPX225FL2について書こうと前々から思っていました。
ベスパやランブレッタのハイチューン系エンジンの構成と、その構成で数年過ごしてみた結果としてのインプレがまとまった記事となると探しても出てこない。
パーツの知識が無かった頃「どこ探しても225ccなんてキットはネーゾ。。。?」なんて疑問に思った記憶がある。最近は、あらかじめロングストローククランク必須の腰上キット(Racing Cylinder MALOSSI 221cc)なんかも出ていて、つくづくベスパ、ランブレッタ等のイタスクチューン業界はゾンビのようだと実感しているw

ピストン・シリンダー:MALOSSI210+ベースガスケットで計225cc クランク:60mmロングストローク+LIP加工 インテーク:MMW2REEDマニホールド in YAMAHA/RZ350REEDブロック キャブレター:OKO30+PN加工 プライマリ:23/65=2.82 1th:12/57 2nd:13/42 3rd:17/38 4th:21/36(T5/4th) フライホイール:HP クラッチSIP強化リングバスケット+4枚プレート+MALOSSIXLスプリング エキゾースト:ScootRS改

これが現状のPX225FL2の構成です。快速ベスパ製作所でお馴染み、熊本にあるVELOCESCOOTERSさんで2008年に作って頂いたエンジンです。
いい所:中高速回転時とてつもない加速。3速からでもフロントにフワリと浮遊感が出るくらいです。体勢次第では多分大事故します。パワーもあり4thがT5の36丁なので街乗り時も4速でエコランできる。
改良したい所:低速時のレスポンスがいまいちで点火制御モジュールを導入したい。
燃費:そんなに悪くないけど良くもない。高いオイルとハイオク推奨ということで結構な燃費になる。
音:最初は爆音でした。サイレンサーの改良によりアイドリング時の音は超静かになりました。アクセルを開けたときも前より断然静かです。
消耗品:かなりスグに逝ってしまいます(笑)ある程度整備できる人じゃ無いと、維持する事は不可能だと思います。主に、スパイダー、クラッチ、ギア、ベアリング。逆を言えばこの辺りが整備できる人にとってはこのパフォーマンスを維持できるという事なので、考え方次第だと思います。

クラッチの構成は納車時から変わっていますが、今の所この仕様がスパっと切れて繋がりもよくパワーをダイレクトにクラスターに伝達している気がします。
ただ、このSIPの強化リング付きバスケットですが、短期間のうちにいろいろアップデートされるので注意が必要です。現にこの度つけた物は、リングが継ぎ目無しに変わってて、全体の厚みは変わらないのですが、Cリングを取り付ける位置が数ミリ取り付け側にオフセットされている。多少厚めのプレートを入れる事ができるように?か、4枚を入れたときに切れやすくなるよう改良されているらしい。。数値を計算して多少でも厚いプレートを組みたかったです。。しかも継ぎ目無しリングの厚みが分厚くクラッチカバーに干渉する。FLのクラッチカバーに原因が??と思ったけど、削ってなんとか取り付け。MALOSSIXLスプリングは前の日記にも書いたがとても握れるものじゃない。なので油圧かイージークラッチで回避する必要がある。
しかし、お高いクラッチキット入れる事を考えたら費用対効果の高いこの構成は今後も試行錯誤していこう。

一時期はあまりのジャジャ馬具合に辟易し、smallの小排気量チューンにハマっていたが、数年乗って所々改良を進めていくうちにとても乗りやすい車両となったPX225。今後も更なる改良を加えてオンリーワンのベスパに仕上げていこうと思います。