mixiじゃ駄目だと感じた理由

インターネットを頻繁に利用するようになってから10年近くなる。劇的に変化するネットの発展に日々驚かされるわけですが、僕がインターネットを利用する上で、大きく生活スタイルが変わったことと言えば「買い物」「コミュニケーション」「情報収集」。大きく分けるとこんな所。

2chで誰ともわからない人間と議論したり、mixiでリアルの友人と会話したり、コミュニケーションにおいては、電話で話すよりネットやSMSで会話することのほうが多いかもしれない。距離感も感じないし便利なことこの上ない。

けど、mixiのアカウントをとってからというもの、そこを中心に動いてしまっている事に気づいた。アカウントに入ってまずすることと言えば、友人の日記をチェック!自分の日記へのコメントをチェック!コミュニティのチェック!足跡チェック!etc..

はっきり言ってどうでもいい不毛な作業。

昔は自分の気になることをネットサーフィン(死語w)してとことん調べ上げたりしていたのに、最近はずっと身の回りで起きた出来事を追っていたような気がした。やれ、子供がかわいいだの言って親馬鹿披露。酒の肴が云々。結婚式の二次会がどうだったと、それはそれでいいのだが、そんな不毛な情報を閲覧したりコメントしたりしてチェックする。そんな時間がもったいなく感じてしまったわけ。。

マイポータルをどこに置くかで、自らネットの利用シーンを限定してしまうという、本来のネットの利便性や意義に逆行する行為。現実社会に存在する距離という概念が、ネット上にも生まれてきているような気がする。

多くの一般的なユーザーはそれでいいんだと思う。
80年代や90年代、何も考えずにテレビを延々と見続けたあの時代。それがネットのある固定のサービスに変わっただけのような気もする。

一応mixiは個人的なコミュニケーションツールとしてこれからも役立ってもらうにしても、ネットの利用方法は変えないといけないなぁと感じた今日この頃でした。

それにしても各サイトやWEBアプリケーションによってアカウントを個別にアクセスしないといけないのってなんだか面倒ですよね。まぁサービスの種類が違うから各サイトによって必要な情報が違うからしょうがないっちゃしょうがないんだけど、なんかいい方法はないんだろうか。